書評 太宰治『斜陽』の文章が美しすぎて、読後、美味しいスイーツを食べたかのような気持ちになった 私はしがない30代のサラリーマンである。特に読書が好きというわけではない。 小学6年生の夏休みに、100冊本を読むという目標を立てたが、一冊目で挫折した男である。 ところが30代になった今、ふとしたきっかけで、太宰治の『斜陽』を読んでみたのだが、これがめちゃくちゃ面白かった。 2022.08.26 書評