【アドラー心理学】今この瞬間に強烈なスポットライトをあてて生きよ

アドラー心理学

アドラー心理学」を理解して実践するのは、

なかなかに大変なことである。


嫌われる勇気」を一読しただけでは、頭の中をスッと通り抜けてしまう。

繰り返し読むことで、

読むたびに新たな気づきが得られるし、理解が深まる。


そして、アウトプットしたり、

学んだ事を実際に実践してみる。

これが大事だと思う。

嫌われる勇気
著者:岸見 一郎、古賀 史健

今この瞬間に強烈なスポットライトをあてて生きよ

幸せになりたい。

なのに、あまり幸せを感じられない。

それどころか、鬱々とした日々が続く。


そういった時期が、誰にでもあるのかもしれない。


これに対する「アドラー心理学」及び「嫌われる勇気」の答えとしては、

「今この瞬間に強烈なスポットライトをあてて生きよ」ということになる。

過去の経験を理由に今を生きない。これは「人生の嘘」である。

例えば、

仕事がずっとしんどかったので、
今も仕事が楽しくない。きっとどんな仕事しても楽しくないんだろう。

これが「人生の嘘」である。


今この瞬間に楽しいと思うことをやってみる。
そして、楽しいと感じる。
充実感を感じる。

そうやって今この瞬間を真剣に生きることで

不安や後悔がなくなり、幸せを感じられるのである。


また、未来のことばかり考えて今を生きない。

これも「人生の嘘」である。


例えば、


いつか起業して社長になったら、○○しよう。

という未来のことばかり考えて、今この瞬間は何もしないで、鬱々とした日々を過ごす。

これも「人生の嘘」である。


今を生きるには、

起業に向けて、自分がどんな事業をやれるのか、
どんなビジネスモデルを構築するのか、真剣に考えることである。

あるいは、やろうとしている分野の勉強をするでもいいだろう。


さすれば、きっとその行動自体が、楽しいものになってくる。

楽しいというか、充実感を感じられるものになってくる。


今、この瞬間を真剣に生きる。

とは、そういうことである。



「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」

これは、ホリエモンが近畿大学の卒業式で残した伝説のスピーチの一節である。


全くもってアドラー心理学と同じこと言っている。


ホリエモンは、アドラー心理学の幸せになる方法を実践しているし、

若者に向けて、その方法を発信していた、ということになる。

社会人になったら未来のことを考えされられる機会が多い

社会人になってから、未来のことを考えされられる機会が多い。

会社では、

やれ、中期経営計画だの、5か年計画だの、未来を計画しようとする。

プロジェクト管理でも、スケジュールを考えて、将来のリスクに思いを馳せる。


個人でも、

キャリアプランを考えて、出世・転職について考えたり

老後の暮らしにむけた保険・年金問題を考えたり


結婚したら、

家族計画、家庭の資金繰りについて考えたり

住宅ローン、いつまで今の家に居住するのかについて考えたり



未来のことを考える機会が非常に多い。


そして、それは悪いことでは無いはずだ。


むしろ、きちんと将来のことを見据えて行動できる人は強い。


しかし、幸福という観点において、

今を生きなくなってしまったら

それはよろしくない。




漠然と未来のことを考えるのではなく

今、この瞬間に、時間を区切って、テーマを絞って、
真剣に未来のことを考える。

未来のことを考える、という行為を今この瞬間に真剣にやるのである。

それが終わったら、

別のことに集中して取り組むのである。


社会人になると、未来のことを考える機会が多い。

しかし、だからこそ、より一層意識的に「今を生きる」べきだ。

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