「アドラー心理学を勉強し、実践して、人生をより良くする。」
これが直近の目標であり、マイブームになりつつある。
「人生をより良くする」といわれると、
社会的に成功したり、
金持ちになって物質的に豊かになったり、
といったイメージを持たれるかもしれないが、
アドラー心理学を学ぶ目的はそこではない。
(※もちろん、社会的に成功したり金持ちになって豊かな暮らしをする事
も人生をより良くする重要なファクターなので、それはそれで追い求めるのだが。)
アドラー心理学を学ぶ目的は、「幸せになる」ことである。
社会的に成功しなくても、金持ちにならなくても、
幸せになることはできる。
一度きりの人生。
せっかく生きるなら、幸せに生きる方が良いにきまってる。
でも私は無宗教だし、神様も信じてないし、
理屈や科学に則って、幸せになる方法を学びたい。
ってことで、今回もアドラー心理学のアウトプット。
嫌われる勇気
著者:岸見 一郎、古賀 史健
アドラー心理学における、行動面と心理面の目標
アドラー心理学では、行動面と心理面の目標を次のようはっきりと掲げている。
行動面の目標が次の2つ。
①自立すること
②社会と調和して暮らせること
そして、この行動を支える心理面の目標として、次の2つ。
①わたしには能力がある、という意識
②人々は私の仲間である、という意識
シンプルな目標である。
が、確かに。
この目標を達成できていない状態は、不幸な状態と言える。
誰かに依存している
社会から孤立してる
自分には能力が無いと考える
人々は敵であると考える
このような状態は、確かにしんどいし不幸である。
さて、アドラー心理学では、
「人生のタスク」に向き合うことでこの目標を達成する、と説いている。
アドラー心理学の「人生のタスク」
人生のタスクとは、
生きていく上で発生し向き合っていくべき対人関係のことである。
避けれれない、やるべきこと、という意味で、
人生のタスクという言葉になっている。
人生のタスクには次の3つがある。
①「仕事のタスク」
②「交友のタスク」
③「愛のタスク」
難易度は、①仕事のタスクが一番易しく、③愛のタスクが一番難しい。
だから、①②③の順番で取り組んでいくべし。とのことである。
もう少し詳しく書く。
①「仕事のタスク」
→働くこと。
働いたら対人関係が必ず発生する。
その働く上での対人関係に向き合うこと。
②「交友のタスク」
→仕事以外での友達をつくること。
社会人には耳が痛い。
仕事以外で友達を作り、対人関係に取り組むこと。
③「愛のタスク」
→恋人(夫婦)関係と、親子関係のこと。
友人よりも難しいのが、恋人(夫婦)関係である。
そして、恋人(夫婦)関係は一応切れるが、最も切れないもの、それが親子関係だ。
初めて「嫌われる勇気」を読んだ大学生の頃は、
友達と遊んでばっかの毎日で、バイトだるいなー、って感じだったので、
「②交友のタスク」の方が「①仕事のタスク」より簡単だし、
順番逆じゃないか?と思っていた。
しかし、齢30も過ぎて家庭を持つ今となっては、
「②交友のタスク」が置き去りになっていると実感する。
また、「③愛のタスク」についても、親子関係。
特に自分の両親とはあまり連絡を取っていない。
これは、タスクをこなせてない、ということになる。
アドラー心理学では、
様々な口実を設けて直面する人生のタスクから逃げることを、
「人生の嘘」として、厳しく糾弾している。
人生のタスクから逃げずに、向き合う。
やってやろうじゃありませんか!
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