モンテッソーリ教育の本を読んで、1才児パパが子どもの教育について考えてみた

子育て

久しぶりに育児について記事を書く

久しぶりに育児について。

愛しのマイベビー君が生まれてから、早一年が経過した。

初めての育児は非常に大変で、夜泣きが終わったかと思えば、離乳食が始まり、毎日離乳食を作っては食べさせ、でも思うように食べてくれない時もあったりして。

元気にズリバイし出したと思えば、つかまり立ちして以前は届かなかった場所に手が届くようになったり。
なんやかんやと成長を感じられる毎日だ。

そして、生まれたての新生児の時のようなどうしようもない忙しさはさすがに無くなり、
とりあえず世話をすることでいっぱいいっぱいだった時期は乗り越えたな、と感じている。

そこで、これからの幼児期をどのように子育てしていくのか、一度じっくり学んで・考えてみたいな、と思っていた今日この頃である。
3つ子の魂100まで、と言いますからね。

モンテッソーリ教育の保育園に子供を通わせることに。モンテッソーリ教育の本も面白い。

我々バナナ夫家はマイベビー君を保育園に入れるのだが、
その保育園がモンテッソーリ教育をしているとのこと。

保育園の説明会の時にモンテッソーリ教育という単語を初めて聞き、
ほほう、そんな教育法があるのか、と初めて知ったのである。

その後、妻がモンテッソーリ教育に関する本を買ってきたので、隙を見て読んでみた。

妻が買ってきた本:0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!

この本を読んで、モンテッソーリ教育について理解が深まった。
本についてや、モンテッソーリ教育の具体的な内容については、後述する。

とりあえず、Amazon CEOのジェフ・ベゾスや、将棋棋士の藤井聡太さんなどが、幼少期にモンテッソーリ教育を受けていたらしい。

このような有名人で凄い人の名前が出てくると、モンテッソーリ教育に期待が深まるってもんですな。

0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!

0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!
著者は、藤崎 達宏さんという方だ。
外資金融に20年務めた後に独立されている。

プライベートでは、4人の子供を育てあげた人であり、内3人は嫁さんの連れ子とのこと。

一挙に4人のパパとなった藤崎さんは、子育てについて様々な文献を読み漁り実践された。
その中で、モンテッソーリ教育が一番しっくりきて、実際に役立ったので、モンテッソーリ教育に傾倒されたようだ。

モンテッソーリ教育について、内容もわかりやすく、著者の人柄の良さが文章からも出ているのも良い。

モンテッソーリ教育の重要概念『適時教育』・・・子供の成長を知り、わが子の今を見て、環境を整えれば、子供は自ずと成長していくものだ。

モンテッソーリ教育の肝は、『適時教育』である。
「子供の成長を知り、わが子の今を見て、環境を整えれば、子供は自ずと成長していくものだ。」

何か特別な教育をして、子供を育成する、という考え方とは、真逆なのである。

子供は自ずと成長していくので、子供の成長が今どの段階にいるのかということを理解し、必要な環境を整えてあげるのが、モンテッソーリ教育なのである。

なぜなら、子供の成長サイクルは、次のようなステップを踏むからである。

1.興味関心を持って散策
2.自分を成長させてくれる活動を選択する
3.選択した行動を繰り返し行う
4.繰り返し行うことで上達する
5.能力を習得する
6.自己肯定感があがる


大人は、子供がこのステップを踏めるような環境を用意してあげれば良いのだ。


本書には巻頭に「成長のチェックリスト」なるものがあり、月齢ごとに子供の身体の動き・手の動き・言葉など、事細かにどういう動きをするかの目安が一覧になっている。

例えば、「手の動き」では、10か月は「物を落とす」だし、11か月は「物を投げる」だ。

10か月くらいの時は、「物を落とす」という活動にハマるのである。
だから、物を落とす活動ができように、環境を整えてあげれば良い。
おもちゃのぬいぐるみでも、コップ重ねでも、良いだろう。

子どもが「物を落とす」活動を阻害しないようにするのが、ポイントだ。
間違っても、物を落とすな!なんて怒ったりしないように。

モンテッソーリ教育の考えで特に良かったのは、「敏感期」の考え方。

上述したの「適時教育」にも通じるが、「敏感期」という概念も、
モンテッソーリ教育における重要かつ面白い概念である。

「敏感期」とは、子どもが何かに強く興味を持ち、集中して同じことを繰り返す、限定された時期のこと。

例えば、「運動の敏感期」は、生後6か月~4歳半頃。

ティッシュペーパーをひたすら箱から出し続けることに集中する作業は、10か月~1歳くらいのころに、わが子でよく見かけたが、それが運動の敏感期に該当する。

これは、つまんで引っ張り出すという作業を繰り返して、学習しているのである。

だから、怒って辞めさせてはいけない。
今学習中なんだなー、そういう時期なんだなー、って見守ってあげれば良いのだ。あ

他にも、「言語の敏感期」「秩序の敏感期」「数の敏感期」「感覚の敏感期」などがある。

敏感期というものがあるって事前に知っているだけで、子育てしやすいってもんだ。

1-3歳はとにかく歩かせること

運動の敏感期」の中でも印象に残っているのは、
1-3歳はとにかく歩かせること」だ。

人類の進化で重要だったのは、二足歩行するようになったこと。
二足歩行することにより、両手が空いて両手を自由に使えるようになり、結果頭脳を使うようになった。

つまり、頭を鍛える上でも、二足歩行が大事なのだ。

だから、大人の都合で子供をベビーカーや抱っこなんかで移動させたくなるが、できるだけ歩かせた方が良い。とのこと。

わが子をいっぱいいっぱい歩かせようと思った。

大人になって、何歳の時にトイレできるようになったか気にしている人は一人もいない。

これはモンテッソーリ教育というよりも、著者の藤崎 達宏さんの素晴らしいお言葉である。

トイレトレーニングしてなかなかうまくいかなかったとしても、焦らない。怒らない。

「大人になって、何歳の時にトイレできるようになったか、気にしている人は一人もいない」のである。

30歳の大人が仮に遅刻したとして、「あの人はトイレできるようになったのも3歳の時で遅かったからなぁ」なんて言ってたらおかしいし、そんなこと言う人はいない。

心配しなくても、その内できるようになるのである。

個人的には、トイレトレーニング以外にも、離乳食も同じだと思う。

離乳食の進みが悪くても、気にしない。離乳食の進みが早かろうが遅かろうが、20歳でミルク飲んでる人はいないのである。

結論、モンテッソーリ教育は良い。これからも気に留めよう。

結論、モンテッソーリ教育は良い。
これからも気に留めつつ、少しづつ学習できればと思う。

おわり。

0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!

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